出産が近づいてきて、「生まれてくる赤ちゃんに何か一つでも手作りのものを贈りたい!」と思い立って、2日間で制作したのがベッドメリーでした。
市販のものは原色使いのものが多く、存在感がすごい・・・
赤ちゃんにはハッキリした色の方が見えやすいとは思うのですが、私はもう少し優しい色合いのものが好みで…。(親の好みか笑)
しかも、購入すると5,000円〜10,000円ほどはするようで、
「それならいっそ作ってみよう!」と、久しぶりに裁縫セットを引っ張り出しました。
この記事では、実際に私が作ったベッドメリーのハンドメイド手順をまとめています。
材料の準備から、型紙作成、フェルトでの制作、そして完成までの流れを写真とともに紹介します。
今回作成したものの型紙もご用意していますので、もし気に入ってくださった方がおられましたらお使いください。
手順1:材料を用意する

今回のベッドメリー作りで用意した材料はこちらです。
- フェルト
- フェルトボール
- ベッドメリー用アーム(写真外)
- 綿
- タコ糸
- 刺繍糸(写真外)
フェルト、フェルトボール
フェルトはダイソーやセリアなど100均でも揃えられるのですが、中々好みの色が見つからず・・・。
色の種類が豊富だったので、今回は楽天で購入することにしました。
フェルトは1枚100円以下。選んだ色は、以下の4色です。
- RN-30 スカイブルー
- RN-45 ベビーブルー
- RN-25 ライトブラウン
- RN-24 アイボリー
フェルトボールはSS〜LLまでサイズ展開があり、今回はMサイズを購入しました。
色は、10番(イエロー)と21番(ブルー)です。
ベッドメリーアーム
メリーのアームはAmazonで購入しました。
「アームだけ」でも売っているんです!
制作費をできるだけ抑えたかったので、一番シンプルでお安いものを選びました。(約1,000円)
難点を挙げるとすれば、設置できる場所が限られること。
ベッドの枠にアーチがかあったり、高さがあったりすると固定が難しいです。
綿、タコ糸 / 刺繍糸
綿とタコ糸はセリア(100均)で、刺繍糸は手芸店で購入しました。
手順2:型紙を準備する

まずは、ベッドメリーにつ吊るすマスコットの型紙を作ります。
サイズは、フェルトの大きさ(18×18cm)に収まるように調整しました。
モチーフは「月と星、そして鹿」。
鹿が好きなのと、ベッド=眠る=夜・・・?という連想ゲームで、
眠っている鹿にしてみました。
手順3:フェルトを切る

フェルトを2枚重ね、手順2で作った型紙を合わせて切っていきます。
フェルトなので、縫い代は不要です。
多少ガタついても、それも味!と気にしないことにしました。笑
手順4:フェルトに模様をつける

目は刺繍して、斑点(鹿の子模様)などのパーツをは手芸用ボンドで貼っていきます。
角・鼻・しっぽは、本体の間に挟み込むので、1枚ずつだけ用意しました。
手順5:パーツをつなぐ

今回は「巻きかがり」という縫い方で縫い進めながら、綿を詰めていきました。
鹿の足の部分や、星の先の方は綿を詰めにくいので、割り箸などの細い棒でちょいちょい押し込むと、上手く詰められます。
手順6:パーツを吊るす
配置を決める

星やフェルトボールは複数の色を使うので、バランスを見ながら配置順を決めていきます。
タコ糸を通す

長めに切ったタコ糸に、マスコットを通していきます。
一番下は玉留めでも良いと思いますが、私は不要になったネックレスをバラしてビーズを再利用しました。

マスコットの間隔を大体そろえておくと、仕上がりがきれいに見えます。

タコ糸のままだと少し味気ないので、全体にビーズを通しても良かったかもしれません。
(今回は工数の関係で割愛。笑)
手順7:完成

タコ糸をアームの穴に通し、ベッドにメリーを固定すれば完成です!
裁縫が苦手にしては、なかなか良い出来ではないでしょうか。(自己満足)
息子は気に入ってくれたのか・・・?
新生児の頃は特に興味がなさそうでした。(そもそもよく見えてなかった?)
けれど、2ヶ月になる頃には大のお気に入りに!
クルクル回さなくても眺めているだけで楽しいようで、手足をバタバタさせてご満悦です。
3ヶ月を過ぎると、一番下の鹿さんをつかもうとじっと集中・・・。
キックやパンチでマスコットを動かすことには慣れてきましたが、つかむことはまだ少し難しいみたいです。
ちなみに、鹿さんの足は、ちょうど3ヶ月くらいの赤ちゃんに握りやすい太さでした。(偶然です。)
型紙ダウンロード
絵が得意な方は、フリーハンドで型紙を作っていただいても良いと思いますが、
- 「参考までに型紙を見てみたい!」
- 「同じ鹿のメリーを作ってみたい!」
という方がおられましたら、下記からダウンロードが可能です。
手作りだからこそ、自分好みの色や形で仕上げられるのが良いところ。
どなたかの出産準備の参考になれば嬉しいです。