住宅展示場は、いろいろなハウスメーカーを見ながら
自分の好みや希望を漠然と固めていくには良いのですが、
いかんせんバカでかい家が多く、
実際の生活をイメージしにくいのがネックだと思っています。
tvkハウジングプラザ横浜では、リアルサイズの家はほぼ皆無。
そこで、気に入ったハウスメーカーを見つけた時におすすめなのが、
実際のお宅にお伺いすることです。
見ず知らずの方のお宅にお邪魔するのでちょっと気は使いますが、
良い部分も悪い部分も生の声が聞けるので参考になります。
私たち夫婦も、気に入ったメーカーの1つでもあった「住友林業」で
営業さんに勧められて実際のお宅見学に伺いました。
本日はその時のお話をしたいと思います。
立地や家族構成も参考になる
お伺いしたお宅は、私たち夫婦が「住みたいエリア」として
いくつか候補にあげていた1つでもある場所。
最寄り駅からは徒歩10分程度。
当日は、現地近くのコインパーキングに営業さんと待ち合わせて向かいました。
古くからある街なので、周りは新しいお家・古いお家の混在したエリア。
そんな中になって、2年にも満たないお宅はかなり眩しい存在でした。
外観は木の風合いも残しつつ、オシャレな佇まい。
迎えて下さったのは、奥様と2人のお子さんでした。
「木」を生かした温かみのある内装
玄関を入って一番目に入ってきたのが、ウッドタイルで覆われた壁。
凹凸のあるタイルは表情豊かでインパクト大でした。
ちょうど裏面にはオープンコートクロークがあったので、
目隠しの壁としての利用されていましたが、
本当に素敵だったので、私たちの新居でも採用すると決めました。
住友林業が良いな、と思っていた理由の一つが、
フローリング材が標準で無垢材なこと。
やっぱり経年変化を感じられる素材って良いなぁ・・・と漠然と思っていたので、
実際のお宅を拝見してもその良さは改めて感じられました。
お子さんがいるので、傷は避けれらないとのことでしたが味が出ますよね。
無垢だとお手入れが大変なのかな?というのも疑問として漠然とありましたが、
本当はWAXやオイルでお手入れした方が良いだろうけど、
そんなに手をかけなくても、どんどん味のある艶が出てくるとのこと。
それならズボラな私でも、
ワックスコートのフローリングシートで対応できるかも・・・?
木造なのに窓が大きい
住友林業が良いな、と思っていた理由[その2]が
木造なのに大きな窓にできること。
お邪魔したお宅でも、吹き抜けの向こう側の壁が
大きなはめ殺し(フィックス)窓になっていて、
緑豊かな景色がきれいに見えていました。
木造だと、どうしても小さめの窓で数もそんなに入れられない・・・
という制約があるように思っていたのですが、
構造がガッチリしているので、
大きい窓で開放感を!という希望も実現できるようです。
窓を大きくすると気になるのが断熱性。
その辺りをお伺いすると、窓も断熱仕様になっているので、
冬が寒い、夏が暑い!ということは特にないとのこと。
強いて言えば、日差しの考慮。
こちらのお宅も吹き抜けの向こうの大きな窓には
電動のスクリーンが設置されていて、
夏場の日中は閉めたままになるそうなので、
窓の配置やスクリーン(カーテン)の素材は
お家時間が長い場合は特に重要だな、と学習しました。
唯一の残念ポイント
全体的に私たち夫婦の好みに合った「住友林業」でしたが、
実際のお宅を見て、残念に思ったのが「梁」でした。
お邪魔させていただいたお宅では吹き抜け部分に
梁をむき出しにさせていたのですが、
構造の梁をそのまま使っているのでどうしても人工的というか・・・
もしかしたら加工してもらえたりするのかもしれないですが、
そのままだと、ささくれも目立ってちょっと残念な感じに。
こんな風に実際のお宅にお伺いすると、
良い点も悪い点も見え、自分たちの好みに合うか合わないか、
自分たちだったらどうするか、どうしたいのか具体的にイメージがしやすくなるので、
よりお家づくりに前向きになれるように思います。
(私たちの場合は、梁は不採用!)