私は、妊婦検診の間に病院を2度変わっており、
更に出産が地元・・・と言うことで4つの病院にお世話になりました。
はじめに診てもらっていた病院は、
子宮筋腫の手術をする以前から通っており、
妊婦検診中はずっと通い続けるんだろうなぁ・・・と思っていたのですが、
- 通院に1時間以上かかる
- 在住市の補助券(妊婦健康診査費用補助券)が使えない
ということもあり、前者については先生にも強く諭されて、
地元の病院を探すことになりました。
転院先を探してみたものの・・・
妊娠直前に引っ越したため、
多少遠くはなってしまったものの通いたい気持ちはあって、
長らく診ていただいていた先生だっただけに名残惜しい気持ちも。
ただ、お腹が大きくなってきてからだと長時間の移動は辛いだろうし、
何かあったときにこの距離がリスクになりかねないと転院を決めました。
いくつか、自宅付近の病院の候補をいただき、
電車でも車でも通いやすく、比較的新しい婦人科に行ってみることに。
病院自体は特に可もなく不可もなくといった感じでしたが、
先生が淡々としすぎていて、ちょっと苦手かもしれない・・・
この第一印象は、再度転院を決めるまで覆ることはありませんでした。
里帰り出産先の先生に怒られる羽目に・・・
帰省のタイミングで分娩予約をするべく紹介状を書いてもらったのですが、
手術歴だったり、今までの経過が書かれてるんだろうか?と心配になるぐらい
封筒は薄く・・・そういうものなのかな?と思っていたのですが、
実際のところそういうものではありませんでした。
子宮筋腫の手術歴があること、35歳以上で初産であること等から、
ハイリスク妊娠に当たるそうで、出産も予定帝王切開になるだろうと思われました。
なので、里帰り出産先の病院は総合病院の方が安心だろうと、
実家からも通いやすい病院を選んで予約しました。
実はこの病院、ローリスク妊婦さんの受け入れをほとんど行っていません。
地域でもとりわけ設備が整った病院になるので、
リスクのある妊婦さんを優先して受け入れをされているのですが、
私の持参した紹介状では、手術歴や今までの検査結果など何の記述もないため、
書面の上では、私は特に何の問題もない妊婦であるとされるところでした。

担当の先生に少しその紹介状を見せていただいたのですが・・・
何も書かれていない!!
唖然としました。
紹介状の内容って、封を開けて確認することもできないし、
実際に見せてくれるお医者さんもそこまで多くないように思います。
念のため、予約時に持参の必要がある物を確認しており、
手術時のMRI資料やなんかが幸いにも揃っていたのでことなきを得たのですが、
私が何も資料を持っていなかった場合は分娩予約ができず、
再度自宅と往復する羽目になっていたと思います。いやはや。
そして、先生は大変ご立腹でした。
私に言っても仕方のないことだけど・・・と前置きした上で、
お医者さんの中には、患者に全部説明しようとさせるスタンスの方も確かにいる、と。
でも、専門的なことだと難しいし、齟齬があってはいけない。
実際に出産前に里帰りして再来院する際は、
また紹介状を書いてもらわなくちゃいけないけど、
患者が何も説明しなくて良いぐらいに、経緯はしっかり書いてもらって欲しい。
そう強く言われました。
至極真っ当なことだと思うのですが・・・
やはり、他のお医者さんから見て「対応が雑」という風に言われてしまうと、
その後が心配になってきます。
2度目の転院を決めた
紹介状の一件があってから検診に向かうのが億劫になってしまい、
旦那さんにも
と言われ、少し範囲を広げて見てみることにしました。
通院には少し遠くはなりましたが、
電車でも車であっても30分くらいで行ける産婦人科を見つけ、
最終的にそこにようやく落ち着きました。
今までと唯一違うのが「産科」もやっておられること。
ただ、私の出産時期の分娩予約はもうできないですよ、と
初診予約時に念押しされていたので、里帰り出産が前提になってきます。
都内ほどではないと思いますが、
都会の分娩予約は争奪戦なんだな・・・とつくづく感じました。
少子化少子化と言われますが、こういう部分もきっと理由の一つなんでしょうね。
環境からしても子どもが生みづらいなんて、いざ直面してみると不安でしかないです。
安心してお任せしたい先生はいる
専門性という部分もあるのだと思いますが、私は転院して正解だったと感じています。
実ははじめて男性の先生に診ていただいていたのですが、
柔和な感じでテキパキとしており、話もわかりやすくて安心感があります。
初老の方で、恐らく場数をこなして来られた・・・
そういう経験値の高さもあるのかもしれません。
そして問題の紹介状は最終検診時に分厚いのを託され、
内容についても詳細に説明いただき里帰り出産先に送り出されました。
また自宅に戻った際は通いたい病院、
もう一度子どもを授かることができたら、迷わずお世話になりたい病院です。
どなたさまかのご参考になれば。